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山吉兵に比肩する尾張の名工 信家門弟 法安 在銘鍔 世に言う法安のうわばみ鉄
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法安は初代を桃山頃とし、尾張鐔工郡の一人で信家門弟とも云われる著名な鐔工。 甲斐の浅野家の抱工となったのちに慶長五年(1600)に主家の移封(いほう:領地を他へ移すこと)に従いその子久次とともに紀伊国和歌山へ移る。山吉などの他の鐔工とも技術的交流があったと考えられている。 ◆法安のうわばみ鉄とは。 -尾張国法安の鐔は、図柄を薄肉彫にし、地鉄表面を焼手腐らかし仕上げの技法で独特の肌合いを表現した強健な味を持つ鉄鐔である。腐らかしによって浮き出た地鉄の表面は殊にギラギラしており、その独特の風合いが大蛇の背模様に例えられてうわばみ肌の呼称がある。(weblio辞書 うわばみ肌の項より引用) 写真では分かりづらいですがこれが法安のうわばみか、と納得する異質な鉄味で、伝え聞く通り特殊な焼手腐らかし技法によって表面がギラギラとしながらも地鉄は如何にも硬く、強靭な印象を受ける存在感ある一枚です。 銘艦に掲載されているもの(代別記載なし)と酷似した銘が切られています。また日刀保発行の「鉄鐔」図録に掲載の二代法安銘にも非常に似通っています。図録のものの方がやや古拙な鏨運びに見受けるものの、大きく時代が離れるような印象は受けません。 私見では三代、下げても四代でしょうか。鉄味を見ても江戸時代中期を下るものではありません。 図柄は何を意味するものか分かりませんが、六芒星や輪宝のような宗教的シンボルを透かしたものだと推察します。 300年以上前の作ながら一切の傷み無く最上級の健全度を保っています。時代を経て柔らかい艶を放つ銅責金が残っている点もまた好ましい。 本作のような古く鍛えの良い鍔の価値が分かる方にのみお譲りします。 サイズ: 71.1 x 70.9mm ※写真には写っていませんが上等な時代箱に入れてお送りします。
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103ミリ超 水戸金工這龍図大目貫 未使用超健全 特注落し箱 保存刀装具
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未使用と思しき超健全な大目貫です。幕末動乱期に尊王攘夷派の志士の間で、長大で反りの浅い重量感のある打刀が流行しましたが、おそらくそういった様式の刀に合わせる目的で作られた物だと思います。居合や演舞用拵に巻いても大変見栄えします。 時代:江戸時代後期~幕末 寸法:103.4ミリ
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室町時代本歌 古後藤(上三代)赤銅地藻に桶図笄 特別保存刀装具
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現存極めて稀少な古後藤極めの古笄です。 古後藤とは後藤家の上三代(祐乗 宗乗 乗真)の極めですので、製作年代はおおよそ15世紀末期~16世紀中葉となります。 室町幕府に仕えた金工家系の為、必然的にこのような上等作を注文、所有できたのは大名家のみでしょう。 また550年以上の時代を経たとは思えない程に頗る健全で、金がふんだんに使用された華やかな印象と相まってまさに名品と表現するに相応しい品です。 特別保存刀装具指定品、特注落し桐箱(布団付)に収まっています。 サイズ: 223 x 13.8mm
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室町時代 鉄地葵木瓜形応仁鍔 古甲冑師・鎌倉に通ずる 特別貴重小道具
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鉄地葵木瓜形、2.5ミリ厚という特異な造り込みで、よく似た物が古い甲冑師や平安城、鎌倉とされる一派の作にも見られます。 著名な研究サイトVarshavsky Collectionでも同手作が鎌倉鍔の起源の項で1400年頃として紹介されています。 また過去のクリスティーズオークションにも同手作が古甲冑師様式の鎌倉鍔として出品されていたようです。 応仁鍔との呼称はあるものの、この極めて薄い造り込みは古い甲冑師との関係を明確にする物で、全く似通った造り込みに鎌倉とされる絵画文様の鋤出し彫りが施された物や、平安城様式真鍮象嵌が施された物などが確認できる事からも、各流派が地域的、時代的に必ずしも分断されたものでは無かった事が推察できます。 本作は室町時代中期頃まで遡る極めて古い作ながら特筆すべき健全さを保ち、かつ出来・鉄味共優れる特級品と言えます。 掌の上で数百年の時を実感してください。特注の落し箱に収めてお渡し致します。 寸法: 77.4 x 76.2ミリ 切羽台厚: 2.5ミリ 重量: 62ミリ 状態良好、特注上製落し箱
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山吉兵鍔掛かる打刀拵 特別保存刀装具
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山吉兵正真在銘の鉄鍔。 縁金具と揃いの松葉の図で、本鍔が掛けられた打刀拵と共です。 一目で正真作間違い無いものと確信し日刀保の審査に出しました。拵ごと提出する事も考えましたが出来が抜きん出ていましたので鍔のみで鑑定書を取得した次第です。 拵も江戸時代後期作の本歌ですのでおそらく特別保存刀装としても指定されうる品だと思います。 前述の通り縁金具と揃いの図であり、またガタ無くピタリと収まる事から生ぶの拵と考えられる為分けての販売は致しません。名鍔ですので普段は鑑賞用に手元で楽しみ、たまに拵に掛けてあげるのが良いように思います。 山吉兵は尾張の高名な鐔工一派です。年期を切ったものはありませんが織田家の抱え鍛冶と思われる節がある事から初代の活躍時期は元亀・天正(室町時代末期)の頃と考えられています。 鐔大観では「なかんずく阿弥陀鑢の如きは、やすりの肉が大小相交つてあたかも二重に切つたやうに見える。恐らくは日本國中新古を通じて阿弥陀やすりでは、此の山吉に比肩するものはないであらう。」と絶賛されています。 本作は鑑定書では「四代」とされています。(鐔大観によると寛文1661-1673頃) 専門書では初二代に重きを置いて解説がされているのですが、本作を手に取れば四代目といえどさすが山吉、名工だと分かります。 そもそも代下がりと言っても元が古い一派故、四代でも江戸時代前期の鐔工です。赤坂上三代として名高い初代忠正は明暦三年(1657)没で三代正虎は宝永四年(1707)没ですので作鐔時期は古赤坂の中頃に該当する相当に古い作です。 出来について私見を述べますと、鉄味は尾張や肥後のとろりとした質感とは全く異なりしっとりとして繊細な絹地のようです。他に手にした事の無い感触で驚きました。鍛え方だけでなく鉄質にも理由があるのだと思います。表面には極めて細い阿弥陀鑢が圧倒される程の精密さで施されています。本数は数えられませんが片面で800~1000本くらいあるようです。目に付く意匠は走り書きしたような簡素な松葉を糸透かしで配置しているのみで潔く、古風な構図ではありますが図案のシルエットからは垢抜けた印象を受けます。銘切りも銘鑑に掲載のもの(代別の記載はなし)と酷似しています。素晴らしい作です。 寸法は縦83.3mm、横81.3mm、厚み3.3mm、茎穴28.7x9.6mm 拵について 頭は角、縁金具は赤銅磨地に松葉の図を象嵌しています。加賀金工かも知れません。 目貫はおそらく赤銅地に鍍金の三日月図で横幅60mmもある大目貫です。 柄前は親鮫のある上等な鮫皮で柄巻きもしっかりしていて実用にも全く問題ありません。切羽は金着せ。鞘も黒蝋色塗の上等品で鯉口や栗形を見れば江戸時代後期の物と判断できます。ツナギはがっしりした体配で元は豪壮な名刀が収まっていたと考えられます。 全長106cmほど。総体目立った傷みなく健全です。細かい寸法はお尋ねください。
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雲龍図金工小柄 素銅地赤銅象嵌 附六歌仙小刀
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水戸金工作と思しき手の込んだ金工小柄です。龍の鱗も大変細かく出来ています。 錆が見受けられますが六歌仙小刀が付帯します。 江戸時代後期 全長:225mm
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鉄地丸形栗鼠図透鍔 京正阿弥
¥99,999
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江戸時代中期 京正阿弥作 栗鼠がこれだけ大きく配置された作は珍しいのではないでしょうか。鉄味良く、すっきりとした透かしが目を引く名鍔です。 Motif: Squirrel Material: Iron, Gold Size: 79.5mm x 78mm x 6mm Nakago hole size: 28mm x 8.5mm Age: mid Edo period.
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鉄地丸形透鍔 長州萩住方高作
¥130,000
江戸時代 良く鍛えた地鉄にすっきりとした透かしを施し、シンボリックなデザインが頗る目を引く名鍔です。 方高は、名鑑によると「長州藩士の伊藤武兵衛の次男として宝永七年(1710)に生まれ三代目の家督を相続して家業を継ぐ。寛政九年(1797)に没する。」「巧手」とあります。 Signature: Choshu Hagi-ju MASATAKA-Saku Size: 75 x 75 x 5mm Material: Iron Age: Edo period
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算経在銘 鉄地木瓜形杢目鍛大鍔 特級健全度未使用品 江戸時代
¥99,999
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使用痕小傷皆無の未使用と思われます。 96ミリを有する特大の画面に杢目鍛えの大肌が大河の如く流れ、存在感抜群の逸品です。 算経の典型作ではありますが、これ程大きく且つ健全な物は他に無いでしょう。 最高級桑縁桐箱に落とし加工を施し収めております。
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肥後の雄 西垣勘四郎 住吉透鍔 特別保存刀装具
¥99,999
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思わず唸る素晴らしい鉄味です。一般的な「肥後」極めの作と一線を画す事が容易に理解できます。 細かくも大らかな波濤の透かしがトロリと良くなれて、時代が上がる事も分かります。 耳部には随所に鉄骨が現れていて目で見ても掌で転がしても存分に楽しめる名品です。 責金も健全に残り、小柄櫃穴と笄櫃穴にも赤銅が当てられています。古くから大切にされていたのだと思います。 これ以上健全な西垣鍔は専門店を除きほとんど出ないはずです。 出来栄えについても、肥後刀装具の図録に載っている作と比べて遜色ありません。 寸法:71.0 x 67.0mm 切羽台厚み:5.1mm 重量:81g
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最上級金工縁頭江隣斎利秀在銘 変塗鞘打刀拵 鉄地吉備真備 鬼阿倍仲麻呂 遣唐使絵巻鍔
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鍔 鉄地吉備真備伝説図 ※非常に珍しい意匠です。奈良時代に遣唐留学生として唐へ渡った吉備真備と阿倍仲麻呂を象っています。 『江談抄』や『吉備大臣入唐絵巻』による伝説では、殺害を企てた唐人によって、真備は鬼が棲むという楼に幽閉された。しかしその鬼というのが真備と共に遣唐使として入唐した阿倍仲麻呂の霊(生霊)であったため、難なく救われた。また、難解な「野馬台の詩」の解読や、囲碁の勝負などを課せられたが、これも阿倍仲麻呂の霊の援助により解決した。唐人は挙句の果てには食事を断って真備を殺そうとするが、真備が双六の道具によって日月を封じたため、驚いた唐人は真備を釈放した。(wikipediaより引用) 両人とも唐で学問を広く修め、知識人として名を上げました。特に阿倍仲麻呂は最難関の科挙(官僚登用試験)にも合格し、後に相当な地位まで出世したそうです。 縁頭 赤銅地秋草に虫図 江隣斎利秀在銘 ※これまた名品です。村上派にも見られる石目地仕立てを更に細かく施したような地に、秋草、蟷螂、飛蝗、蟋蟀を見事に彫り上げています。 銘鑑には「江隣斎」という号について全く記載されていませんが、江川利政の門人である水戸出身の飯塚利秀だと思われます。江川利政は後年江川斎宗隣(宗の字を用いたのは横谷派の流れを汲む為か)と名乗りましたので、師匠の名から字を貰って号としたのだと推察します。横谷-江川の金工史研究での資料としても価値あるかと思います。 目貫 赤銅地桃の実図 黒味深く、金の含有量が高い上等品です。 切羽 素銅地金着せ 一枚のみ 並の切羽二枚分の厚みがあります。片方欠ですがツナギはこの状態で作られたようで緩みなくしっかりと収まります。鍔の遊びもありません。 総体健全、柄巻きもしっかりしています。細かい欠点としては栗形のしとどめ片方欠、鞘鯉口上部にニュウが入っています。 特別保存審査も問題なく通るであろう名品です。 全長 97cm 柄長 24cm 鞘長 72cm 反り 25mm 鯉口 32.5 x 12mm つなぎ刃長 66.5cm 元幅 30mm 元重 6.1mm 先幅 19mm 先重 4mm
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販売済 最上級金工金具脇差拵 水戸金工鬼鍾馗図目貫 彦根宗典在銘等唐人物図鍔
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鍔 江州彦根住藻柄子入道宗典製在銘 赤銅地唐人物図 縁頭 赤銅地水鳥図 後藤分家筋と思います 目貫 素銅/四分一地鬼鍾馗図 水戸金工上手作 切羽 金着せ 栗形しとどめ 金無垢と思われます。 小あたりあるも総体健全、柄巻きもしっかりしています。 ツナギの茎形状がタナゴ腹となり、元は千子派村正ないし正重の刀身が収まっていたと思われます。 全長 66cm
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無櫃異形の平安城象嵌銀覆輪鍔 室町時代
¥99,999
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このような平安城鍔は初めて目にしました。 特異な文様が全面に施され、何か呪術めいたものを感じます。 表側の象嵌はややオレンジ色がかり、裏側は黄色味が強いです。仔細に観察しましたが補修や後象嵌の類は無さそうです。 他の桃山時代極めの平安城鍔とは鉄味や象嵌の質感がまるで異なり、一時代上がる物と思われます。 覆輪は後補ですが、大型で無櫃である点が非常に好ましいです。大変稀少な作です。 サイズ: 88.0 x 85.2mm 厚み: 4.6mm
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鉄地波濤図揃金具打刀拵 保存刀装具 大切羽甲冑師鍔 黒笛巻鞘 江戸時代
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無地木瓜形の鉄鐔と波濤図の揃い金具があてがわれ、鞘には笛巻塗が施されています。 猛々しくありながらも過度に装飾性を排除せず、武と美を兼ね備えた名拵です。総体から力強い存在感を放っています。 鍔は甲冑師作と思われ(明珍や早乙女派に木瓜形打ち返し耳の作あり)、大振りでがっしりした印象の鉄地龍図目貫は鉄元堂の作かも知れません。 鯉口は角製、大切羽と切羽は四分一地です。ハバキとの間にややあそびがありますが支障はないと思います。 鞘に古いあたりはあるものの大きな傷や欠点はありません。柄巻きも生ぶですので特別保存審査も通ると思います 拵全長: 130.5cm 鞘長: 77.4cm つなぎ刃長: 70cm 反り: 15.5mm 元幅: 30.5mm 元重ね: 7.6mm 先幅: 22mm 先重ね: 4.8mm 柄前の端から目釘穴まで: 28~30mm 古い拵袋付き
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真鍮地牡丹唐草透鍔 平戸(国重) 江戸時代中期 保存刀装具
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稀少な平戸鍔です。肥前国(長崎)は海外との貿易が盛んだった事から異国風の鍔、刀装具が作られ、大いに流行したそうです。しかしその割には平戸派の現存作は少なく、在銘も平戸国重のみのように思います。 初、二代(もしくは三代説)あり作鐔時期は享保から宝暦頃(1700年代前~中期)と考えられています。私見ですがおそらく国重の一族のみの小さな工房で作られ、二~三代で途絶えた為では、と推察します。肥前金工では若芝や矢上の方が有名ですが平戸の作行が劣るとは思いません。 本作は分厚い真鍮地に牡丹を透かして金鍍金を施し、耳部にも彫を加えています。当時相当な高級品だったと思われます。 300年弱の時を経て真鍮が良い色になっています。責金も残り総体健全です。大事にして下さい。 サイズ: 78.5 x 6.1mm 中子穴: 27.3 x 9.85mm 切羽台厚: 4mm程(正確に測れず) 耳厚: 7.6mm 重量: 180g
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鉄地変り形杢目鍛菊花図椀鍔 銘 近江守継秀 保存刀装具
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近江守継秀は越前康継の流れを汲む三代近江守継平の門人で、明和(1764-1772)頃の刀匠です。 作品は刀以外にも杢目鍛えの鍔をまま見かけますが、そのほとんどが丸形の板鍔ですので、本作のような椀状の変り形は所謂入念作と呼ばれる物でしょう。 菊花の16弁それぞれに鍛え肌が現れ、それが中心に向かって流れているのが確認できます。どのような技法を以って成されたのか皆目見当が付きませんが、継秀の技術を裏付ける好資料としても価値ある作品です。 裏面(凹面)は金漆で覆われています。製作時に塗られた物かは断言できかねますが、手擦れの感から生ぶもしくはそれに近い事は間違いないと思います。 鉄味、健全度共に上々で刀匠鍔コレクターの方に特におすすめです。 2019年保存刀装具認定済み。 Size: 80.8 x 77.8 x 5.7mm Age: Edo period with a NBTHK Certificate
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鉄地丸形せせらぎに熊図鍔 銘持丸方貞花押 江戸時代
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図案はどう捉えるのが正解でしょうか? 冬の眠りから目覚め、眩しい春の陽ざしにはしゃぎ駆けまわる仔熊と、その様子を巣穴から見守る母熊・・・と素直に見たい所ですが、然しながら二匹の熊には体格差がほとんどなく、また季節を明示する細工も見られません。親子と見るのは早計で、兄弟熊かも知れません。いずれにしても、朝露煌めく山野を駆ける熊を表現した爽やかな印象の名作ではないでしょうか。 銘鑑には方貞(まささだ)は長州萩に住した江戸後期の鐔工とあるのみで、中々情報に乏しいようです。本作には性と思われる「持丸」が切られており、資料性の高い一品です。 サイズは72.1 x 68.5mm
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鉄地撫丸形芝刈りに梅花図透鍔 江戸時代
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目を見張る見事な透かしです。確証はありませんが、図柄は束ねた柴に梅花、つまり田舎の山野に取材した作と見ております。 当然鋳物ではなく、鍛え優れた地鉄で錆もほとんど出ておりません。むしろ切羽台に使用痕すら見られませんので、もしかしたら一度も拵に掛けられる事なく伝世した物かも知れません。江戸時代後期の本歌、非常に健全です。 サイズは68.4 x 65.7mm
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販売済 富岳松原図鍔 京透 江戸時代 保存刀装具
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意外にも富士山を意匠とした鍔はそれ程多くありません。見かけてもその大半の作は伊勢物語の富士見業平図や北斎の富士越龍図に倣ったもので、富士山はあくまでも背景として取り入れられています。 本作はほぼ真円の空間目一杯に富士と瑞雲を透かし、そこへ金銀象嵌を惜しみなく施した入念作で、当時の人々が富士を見上げて抱いた心情が偲ばれる名鍔です。 松原部の金象嵌は京献上鍔を思わせる所作である点にも注目してください。 京正阿弥極め、江戸時代中期を下らない時代物です。 work by KYO SHOAMI School Motif: Mt.FUJI Material: Iron, Silver, Gold Size(mm): 79.5 x 79.8 Age: Edo period Country of origin : Japan with a NBTHK Certificate
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伊藤甚右衛門政方在銘 鉄地蘭透鍔 保存刀装具
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江戸時代中期 伊藤派三代目の政方(正方)の手による長銘入念作です。草花を得意とする伊藤派の中でも珍しい図柄ではないでしょうか。 僅かな錆が確認できますが、朽ち込みはありません。 76.9 x 74.2mm
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鉄地雲龍図鍔 江戸時代 長藩崎友信 保存刀装具
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在銘:長藩崎友信 江戸時代後期の長州派による作です。ねっとりとした良質な地鉄、起伏に富んだ立体的な彫りが何とも手触り良く中々の名品です。健全で末永くご愛玩頂けます。 Signature: Chohan Saki TOMONOBU Motif: Dragon in the Clouds Material: Iron Size: 76 x 72.5mm Age: Edo period with a Certificate by NBTHK Country of origin : Japan good condition
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鉄地龍図透鍔 江戸時代 保存刀装具
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在銘:江府住 佐久間宜秀 金工辞典には江戸時代後期、巧手との記載があり評価通りの見事な作です。地鉄の鍛え優れ、非常に健全です。 京都国立博物館にも宜秀の鍔が収蔵されています。 Signature: Efu-ju Sakuma YOSHIHIDE Motif: Dragon Material: Iron Size: 74.2 x 71.3mm Age: Edo period with a Certificate by NBTHK Country of origin : Japan very good condition
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素銅地合戦図鍔 彦根住藻柄子入道宗典
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江戸時代 必死の形相で転げ、飛び掛かり、切り付けんとする武者達。その頭上には、青々茂る太松の枝が強く曲がりくねって空間を覆い、画面一杯に躍動感が溢れています。 宗典の創始した彦根彫りは当時大流行したと伝え作品も多く残っていますが、これ程の彫技と象嵌技術を惜しみなく駆使した作はほとんど見られません。素銅地の物も初めて目にしました。特別な注文品と思われますが、その主は如何なる人物なのでしょう。そんな想像を巡らすのも刀装具の楽しみ方のひとつです。
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鉄地雲龍図大小鍔 長州 保存刀装具
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時代江戸後期 荒れ狂う嵐の中でその堂々とした躯体を見せつける二疋の龍。力強く彫られた雲や波濤にも圧倒されます。しかしその画題や彫りの細かさだけではなく、飛沫の金銀象嵌で必要最小限の色味を持たせ、赤銅地の覆輪で画面を引き締める絵画的な仕立てにも惹かれます。鉄味も素晴らしく、生涯愛玩できる名品だと思います。 ※専用の大小落し込み箱が付きます。 work by CHOSHU-School Motif: Dragons in the clouds & wave Material: Iron, Gold L Size: 76 x 71 x 4mm Nakago-hole size: 26.2 x 8mm S Size: 73.5 x 68.5 x 4mm Nakago-hole size: 25.9 x 7.1mm Age: Edo period with special made daisho box.
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