1/19

山吉兵に比肩する尾張の名工 信家門弟 法安 在銘鍔 世に言う法安のうわばみ鉄

¥99,999 税込

SOLD OUT

この商品は送料無料です。

法安は初代を桃山頃とし、尾張鐔工郡の一人で信家門弟とも云われる著名な鐔工。
甲斐の浅野家の抱工となったのちに慶長五年(1600)に主家の移封(いほう:領地を他へ移すこと)に従いその子久次とともに紀伊国和歌山へ移る。山吉などの他の鐔工とも技術的交流があったと考えられている。

◆法安のうわばみ鉄とは。
-尾張国法安の鐔は、図柄を薄肉彫にし、地鉄表面を焼手腐らかし仕上げの技法で独特の肌合いを表現した強健な味を持つ鉄鐔である。腐らかしによって浮き出た地鉄の表面は殊にギラギラしており、その独特の風合いが大蛇の背模様に例えられてうわばみ肌の呼称がある。(weblio辞書 うわばみ肌の項より引用)

写真では分かりづらいですがこれが法安のうわばみか、と納得する異質な鉄味で、伝え聞く通り特殊な焼手腐らかし技法によって表面がギラギラとしながらも地鉄は如何にも硬く、強靭な印象を受ける存在感ある一枚です。
銘艦に掲載されているもの(代別記載なし)と酷似した銘が切られています。また日刀保発行の「鉄鐔」図録に掲載の二代法安銘にも非常に似通っています。図録のものの方がやや古拙な鏨運びに見受けるものの、大きく時代が離れるような印象は受けません。
私見では三代、下げても四代でしょうか。鉄味を見ても江戸時代中期を下るものではありません。
図柄は何を意味するものか分かりませんが、六芒星や輪宝のような宗教的シンボルを透かしたものだと推察します。
300年以上前の作ながら一切の傷み無く最上級の健全度を保っています。時代を経て柔らかい艶を放つ銅責金が残っている点もまた好ましい。
本作のような古く鍛えの良い鍔の価値が分かる方にのみお譲りします。

サイズ: 71.1 x 70.9mm
※写真には写っていませんが上等な時代箱に入れてお送りします。

商品をアプリでお気に入り
  • レビュー

    (1)

  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥99,999 税込

SOLD OUT

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      その他の商品