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鉄地丸形せせらぎに熊図鍔 銘持丸方貞花押 江戸時代

¥99,999 税込

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図案はどう捉えるのが正解でしょうか?
冬の眠りから目覚め、眩しい春の陽ざしにはしゃぎ駆けまわる仔熊と、その様子を巣穴から見守る母熊・・・と素直に見たい所ですが、然しながら二匹の熊には体格差がほとんどなく、また季節を明示する細工も見られません。親子と見るのは早計で、兄弟熊かも知れません。いずれにしても、朝露煌めく山野を駆ける熊を表現した爽やかな印象の名作ではないでしょうか。
銘鑑には方貞(まささだ)は長州萩に住した江戸後期の鐔工とあるのみで、中々情報に乏しいようです。本作には性と思われる「持丸」が切られており、資料性の高い一品です。
サイズは72.1 x 68.5mm

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