直一在銘 舞楽装束人物根付 江戸時代

直一在銘の美術館級の名品です。 根付の専門書にも銘が収録されており、正真作である事を保証致します。（書籍は参考ですので付属しません。） 着彩された色や模様も鮮やかに残り、手擦れが皆無と言って良い程健全です。紐通し部を見ても分かるように、未使用もしくはそれにかなり近い状態です。 指や歯まで細かく彫られている事に驚きますが、何より鮮やかな装束が醸し出す宗教的な佇まいが魅力的です。 高さ52.6ｍｍです。印籠にも使用できますがやはり飾って楽しむのが良いと思います。

柘植彫能面根付(大癋見)　江戸時代

江戸時代 表情だけでなく、盛り上がった筋肉、髭や髪の毛の細かい彫りにも注目してみてください。立体的な造り込みにより、実際の能面同様見る角度や光の当たり方で印象が変わります。 裏側に細い亀裂がありますが、貫通しておりませんので実用上問題はありません。 大癋見(おおべしみ)は能楽「鞍馬天狗」に用いられる鬼面で、口をへの字に結んでいるのが特徴です。「是は天狗の面也　天狗は陰なるもの故口を閉ず」と伝書にあり、古くは「閉歯見」とも。 Motif: O-Beshimi(Noh mask) Material: Wood Height: 40mm Age: Edo period Country of origin : Japan

柘植彫蜜柑に囲碁図根付　久明在銘

江戸時代 どのような技法を用いたのでしょうか、小さな蜜柑の中で男性が二人囲碁を打っています。程よくナレた良い色艶も魅力的ですね。

柘植彫十二亀根付　忠一在銘

江戸時代末期頃　 大振りの為、おそらく根付本来の用途しては使用されなかったようで、非常に健全な状態です。当時の有力者からの注文品でしょうか。他に類を見ない作品です。 Signature: CHUICHI Motif: Turtles Material: Wood Height: 50.5mm Age: late 19th Century