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肥後同田貫 超豪壮大切先96ミリ 身幅35ミリ超 保存刀剣

¥99,999 税込

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同田貫派は古刀末期の永禄、天文頃を中心として栄えた一門で元は延寿系です。加藤清正公に抱えられて如何にも実用的な大身槍や、本作のような豪壮刀を鍛えて大いに 繁栄しました。
中でも著名なのが正国で、初銘を国勝といい後に清正の一字を与えられ正国と改めたと言われていますが多くは上野介と切ります。加藤清正公に従い朝鮮役にも参加し、彼の地でもその切れ味の良さで名声を得たとされています。熊本城内にも非常用の武器として一門の鍛えた刀や槍が数百本以上収蔵されていたそうです。

特徴としては身幅広く、鎬造り、重ね厚く庵棟、中切先延びるものや大切先、反り浅く頑丈なものが多い。鍛えは板目、杢目混じるもの、流れて肌立つ。刃文は焼幅広く小湾れ、互の目、小乱れ混じり、総じてこずむ感があり、むら沸つき、匂い口締まり沈みごころとなる。帽子は乱れ込み先小丸、尖るもの、深く返り棟焼きあるものもある。茎は先栗尻、鑢目切、浅い勝手下がり。銘は九州肥後同田貫と切るもの、正国、上野介、又八、源左衛門、賢国等の個銘を切るものとある。
本作は上記の作風そのもので、特段頑強な造り込みです。

豪壮で力強い姿に加え、地肌が強く流れて杢目が混じり、帽子も激しく乱れる様子からはまさに戦道具と呼ばれるに相応しい印象を受けます。古研ぎにつき薄錆、汚れ、極小の刃毀れが見られます。研磨しても見違えると思いますがこのままでも鑑賞に支障はありません。当然刃切れもありません。
旧所有者によりますと認定書では左文字の父、実阿極めだったとのことです。
ハバキは銀無垢だと思います。上等の時代白鞘。

同田貫派は新々刀期まで続きますが、本刀は最も栄えた実用時代の作で戦場の空気を今に伝える名品です。是非とも愛蔵してください。
保存刀剣鑑定書付帯
刃長 69.2cm 反り 15mm 
元幅 35.3 元重 6.8 先幅 29.6 先重 6.3mm 重量 830グラム 誤差免責
袋あり

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